映画は亡き父の影響からか洋画しか見ない私。
しかも吹き替えではなく字幕で見る。
何度も見て今も見たくなる映画はレオナルド・ディカプリオ主演の「シャッターアイランド」。
何度見ても面白い、ストーリーがわかっているからこそ何度も見たくなる。
色んな視点で見られる映画だと個人的には思っているのですが。
実はこの映画お蔵入りになるかもしれない作品だった。
理由はわからないけど公開当時の2010年にはそういう事を言われていました。
公開時から14年も経つのかぁ、早いなぁ。
ストーリーは1954年アメリカのボストン沖の孤島に立つ精神病院で起こった女性失踪事件を調べるレオ様演じる連邦捜査官テディ・タニエルズは、自らの身に降りかかる不可解な出来事に翻弄されながらも驚愕の真相にたどりつくと言う内容。
最初は見ている方もテディの視点で見るから、「なんだ、なんだこれは」ってな印象なんだけど。
物語が進み真実が分かった時の「そういうことか」には衝撃でした。
ネタばらしすると面白くないのであまり書かないけど。
冒頭のシーンで病院に入って行くところ、精神病院とは言えなんで銃を構えた警備員がこんなにいるんだとか。
テディに向けて「シーーッ」と口に指を充てる女性の不気味さ。
テディが本当は何者なのか、彼の過去に何があったのか。
相棒捜査官の正体がわかった時。
これらの謎が解けた時の衝撃は今も忘れない。
ラストで見せるテディを心底心配していた、ベン・キングスレーの何とも言えない表情が本当に忘れられません。
登場人物の視点で何度でも見られる作品だと思います。